北欧家具の木材

お部屋を北欧スタイルにしたい、と考えると、北欧雑貨の小物類を揃えていくだけではなく、やはりお部屋の印象を決める家具も北欧テイストのものを選びたいですよね。

「北欧家具」は世界に多くのファンをもつ人気のある家具ですが、具体的にはどんな特徴があるのでしょう。
 
見た目には、好きな人が見れば一目で北欧製のものだと分かります。

シンプルモダンなデザインも特徴的なのですが、家具に使われている木材にも特徴があります。

北欧家具に多く使われている木材は、パイン材やビーチ材です。

パイン材は、欧州の赤松と呼ばれていて、大きくて柔らかな木目が美しく、さわやかな香りを楽しむことができる欧州の松です。

柔らかいので加工しやすいといった長所がありますが、反面、傷が付きやすく、気候の変化によってヒビが入ったり、収縮が起こってしまったりといった難点があります。
 
ビーチ材は、ブナの木のことで、滑らかな木肌と白っぽい色が特徴です。
曲げ木に適しているのですが、硬くて丈夫な性質があり、家具に向いている木材です。

少し前の北欧家具では、ダイニングチェアの脚や背もたれの部分によく使われていましたが、最近では白木を使った家具が流行していて、天板にも多く使われるようになっています。ビーチ材にあまり着色せず、そのままの白い色を生かして使われています。
 
お部屋を北欧テイストにしたいけど、北欧家具は高価で・・・と悩んでいる人は、無理に北欧家具を揃える必要はありません。
 
日本製のものでも、白木の美しいパイン材やビーチ材を使っている家具であれば、さわやかで明るい印象の北欧スタイルに仕上げることができますよ。

北欧雑貨のデザイナー「ハンス・J・ウェグナー」

シンプルで無駄のないデザインの北欧雑貨は、インテリア好きな人の間で注目されているデザインです。

北欧雑貨を集めている、という人も多いかと思いますが、「イス」にも注目してみましょう。

北欧スタイルといえば、イスは欠かすことのできないアイテムです。
大きな存在感を示すイスは、1つあるだけでお部屋の雰囲気が変わります。
 
北欧製のイスの有名なデザイナーといえば、やはり「ハンス・J・ウェグナー」でしょう。

ハンス・J・ウェグナーは、デンマーク家具の黄金期を作った代表的デザイナーの1人です。
1914年、靴職人の息子としてユトランド半島で誕生したウェグナーは、コペンハーゲン美術工芸学校の家具科で学びました。
その後、27歳の時にアルネ・ヤコブセンの事務所に勤務します。1943年〜1946年には自らデザインスタジオを経営するようになり、1946年〜1948年には建築家であるパラ・スエンソンと共同してコペンハーゲンに事務所を設立します。

ウェグナーのイスの特徴は、形と機能を簡素化して、温かい木の質感を生かして洗練されたデザインに仕上げているという点です。座りごこちの良さでは、たくさんのファンを魅了していますよ。

今までに500脚ものイスをデザインしていますが、作品の多くはニューヨーク美術館などに収められていて、故郷であるデンマークには美術館も設立されています。

今までの代表的な作品には、1943年のチャイニーズチェア、1947年のピーコックチェア、1950年のYチェアなどがあります。
 
デザイン的には、派手さや飛びぬけた先進性はないのですが、「座りやすさ」や「デザインの美しさ」を追及して作られています。

飽きのこないデザインで、長く愛用できる頑丈さを持っているからこそ、今もなお、世代を超えてたくさんの人々に愛され続けられているのですね。

北欧キッチン雑貨の一流ブランド

北欧雑貨には様々なものがありますが、優れたデザインの使いやすいキッチン雑貨も魅力的ですよね。そんな素敵なキッチン用品を発表する北欧の一流ブランドを紹介します。
 
・ダンスク(1954〜)
デンマークを中心とした北欧デザイナーが手がけるキッチンウェアブランドです。
流行にとらわれることなく、世代をこえてあらゆる年代の人に愛されているデザインは、特にヴィンテージ商品によく表れていて、人気が高い品となっています。
ルーブル美術館にコレクションされている商品もありますよ。
 
・ボダノバ(1971〜)
ベーシックなデザインが特徴的な、トータルキッチンウェアブランドです。
スウェーデンの陶器メーカー「ホガナス・セラミック」と1988年に合併し、その技術は今も受け継がれています。
2002年にイッタラグループの傘下となりましたが、独自の商品はボダノバブランドとして変わらずに販売されています。
 
 
・ボダム(1944〜)
北欧だけでなくヨーロッパ全体を代表する家庭用品ブランドです。
日常生活の中で手軽に使えることをコンセプトに、機能的かつデザイン性に優れた商品を提供し続けています。
樹脂素材と耐熱ガラスを組み合わせたテーブルウェアが特徴です。
 

・エヴァトリオ・エヴァソロ
エリック・マゴー氏が1939年に創立した「エヴァ・デンマーク」の中に属しているのが「エヴァソロ」と「エヴァトリオ」のブランドです。
シンプルだけど、どこかお洒落で機能的に使える調理器具を発表しています。

北欧雑貨「イヤープレート」

北欧雑貨といえば、陶器類などの食器が代表的ですが、インテリアとして最適な「イヤープレート」も人気のある雑貨の1つです。

イヤープレートとは、その年にしか作られない絵皿のことです。もともとは、クリスマスの時期にお菓子や果物を美しいお皿に載せてプレゼントする習慣から始まったそうですよ。

北欧のイヤープレートといえば、ロイヤルコペンハーゲンのものが有名ですよね。

1908年に発売されて以来、100年の間毎年発表されていて、長い歴史をもつ絵皿です。
絵柄はデンマークの美しい風景をはじめ、様々なシーンがモチーフとなっています。

絵皿の裏には、ロイヤルコペンハーゲンのマークとシェーブナンバー、アーティストのサインが入っています。
1つ1つ手描きで作られているので、同じ絵柄でも少しずつ違いがあるのも魅力の1つです。

絵皿の大きな特徴は、「ロイヤルコペンハーゲンブルー」と呼ばれる美しいコバルトブルーですが、日本の有田焼の影響も強く受けていると言われています。
美しい色と高い技術力が評価され、1989年のパリ万博ではグランプリを受賞しました。

結婚祝いや出産祝いに最適なイヤープレートですが、価格はいくら程度なのでしょう。

発売の年と前年の絵皿は、デパートや直営店で定価の1万円前後で売られています。

それより古いものは、取り寄せになることと思いますが、古い年代のものほど高い、ということではなく、その年に作られた枚数と絵柄の人気度によって、価格は左右されています。
 
作られた枚数が少ないと翌年には値上がりしますし、古いものでも1万円以下で売られているものもあります。
古い絵皿の価格は、そのお店によって異なります。

購入を考えている場合は、いくつかのお店で価格を比較すると良いでしょう。

北欧玩具「BRIO(ブリオ)」

シンプルで機能的、洗練されたデザインの北欧雑貨は、日本で親しまれている雑貨の1つです。

北欧雑貨には様々なものがありますが、北欧製の「おもちゃ」もまた、インテリア雑貨として人気がありますよ。
 
北欧のおもちゃと言えば、デンマークの「LEGO(レゴ)」を思い浮かべる人が多いですよね。
ですが、デンマークの隣の国、スウェーデンにも古くからの伝統をしっかりと受け継いでいる美しいおもちゃがありますよ。
 
スウェーデンのおもちゃ「BRIO(ブリオ)」は、プラスチック製のレゴとは対照的に「木」で作られている温かみのあるおもちゃです。

ブリオは、スウェーデンの南に位置する小さな町「ウスビー」で創業されました。

創業した当初はプラスチックという素材がなかったため、おもちゃと言えば木材のものがほとんどでした。

ブリオが軌道にのってからもそのスタイルは変わることなく、スウェーデンの王室では代々ブリオのおもちゃが使われていることからも、ブリオが伝統ある木材おもちゃとして現在にしっかりと受け継がれていることが分かりますよね。
 
ブリオのおもちゃの売り上げのうち、80%は鉄道のおもちゃですが、その他にも積み木のようなおもちゃや、紐が付いていて引っ張って遊ぶおもちゃなど、様々なものがあります。

どれも赤や黄色など、ビビッドなカラーリングとシンプルな形をしていて、大人の心も引き付けてしまう魅力がありますよ。
遊び心溢れるお部屋のインテリアとしても最適なものとなるでしょう。

北欧玩具「LEGO(レゴ)」

食器や家具、ファブリックなど、北欧雑貨には色々なものがありますが、子供が使うおもちゃ北欧製のものとなると、インテリアとなるお洒落なものが沢山あります。

北欧製のおもちゃといえば、やはり最初に思い浮かべるのは「LEGO(レゴ)」ではないでしょうか?

レゴブロックは、デンマーク生まれのおもちゃです。

デンマーク語で“LEg GOdt(よく遊べ)”という言葉から名づけられました。
日本でもレゴを知らない人はいないというほど、良く親しまれているおもちゃですよね。
基本のブロックは8つのポッチがある長方形の形をしていて、赤や黄色、緑などカラフルな色が揃っています。

自由に組み立てることによって様々な形を作ることができ、豊かな想像力を育てることができるおもちゃです。
 
レゴは色々なタイプによってバケツの色が分けられていて、発達段階によって適したものを選ぶことができます。
 
また、乗り物や恐竜、お城など、様々な形を作ることができるセットもあり、小さな子供から大人まで、幅広く楽しむことができますよ。

気に入ったものは壊さずに、お部屋のインテリアとして飾っておいても素敵です。
デンマークには、レゴのテーマパーク「レゴランド」があり、人気スポットとなっています。
パーク内の電車やバスなどの乗り物は、全てレゴブロックで作られていて、また、北欧やアメリカ、日本など、世界の名所がレゴで再現されています。

レゴファンにはたまらない場所ですよ。北欧に旅行に出かける時は、是非立ち寄ってみてくださいね。

北欧雑貨ブーム

最近ではファッションと同じように、インテリアにもこだわりを持っている人が増えていますが、中でも「北欧スタイル」は密かなブームとなっています。

お部屋の中に北欧雑貨や北欧製の家具を取り入れて作る北欧スタイルには、具体的にはどのような特徴があるのでしょう。

一般的に北欧スタイルといえば、自然素材を生かしたシンプルモダンなデザインが特徴的ですが、そこから受ける印象は、機能的な冷たさではなく、とても温かい印象です。

これは北欧のデザイナー達が、自然界をイメージしてデザインしていることが大きく関係しています。
例えばアルネ・ヤコブセンのチェアやアルヴァ・アアルトのフラワーベースなどは、フィンランドの湖をイメージして作られたそうですよ。

もともと北欧の国々では、厳しい冬を室内で快適に過ごすために手工芸にいそしんだり、インテリアを工夫したりといった生活が古くから根付いていました。
北欧雑貨を作り上げる技術力には、日常生活に必要なものを作るという「自給自足の精神」が基本にあるのです。
北欧以外のヨーロッパの国々と北欧の工芸品とでは、根本的なものが違うということになります。

厳しくても美しい自然と共存しようとする知恵を学んでいる北欧の人々の考え方は、日本人が古くから大切にしてきた「物を大切にする」という心と似ていますよね。
北欧スタイルが日本でブームとなっているのは、こうした北欧の人々の心意気が理由の1つにあるのでしょう。

 
 
私達の生活に心地よい癒しをもたらしてくれる雑貨類。素敵な雑貨は、見ているだけで幸せな気分にさせてくれますよね。
雑貨には色々なスタイルのものがありますが、中でも最近人気があるのは「北欧雑貨」です。最近のブームともいえる北欧雑貨は、何故今人気があるのでしょうか。

流行は繰り返すと言われています。
ここ最近の日本では、1960年〜1970年代のファッションが人気ですね。
それと同時にインテリアでも、1950年〜1970年代にかけて流行したアメリカや北欧の家具や雑貨のデザイン「ミッドセンチュリー」が注目されているのです。

ミッドセンチュリーの家具や雑貨は、大量生産でありながら温かみがあり、斬新でクオリティの高いデザインが特徴的です。
たくさんのデザイナー達が自分の手で試行錯誤しながらデザインを生み出していきました。戦争が終わったと同時に生み出されたミッドセンチュリーは、どこか開放された自由な心意気が込められているのかもしれませんね。

そんな熱い気持ちが込められているミッドセンチュリーですから、今もなお、多くの若者に受け入れられているのです。

ミッドセンチュリーを代表するデザイナーには、C&R・イームズ、柳宗理、ハリー・ベルトイアなどが挙げられますが、中でも北欧のデンマーク出身のヴェルナー・パントンが手がけた「パントンチェア」は、世界中で一大ブームを引き起こしました。

シンプルだけど、斬新なスタイルの「北欧雑貨」。今もなお、新しいデザインを生み出し続けています。
 
 
 
 

北欧雑貨の一流ブランド

インテリア好きな人の間で、ブームとなっている北欧雑貨。
 
北欧雑貨にも様々なものがありますが、やはり素敵な食器類を思い浮かべる人は多いですよね。
 
一流ブランドといえば、「ロイヤルコペンハーゲン」や「イッタラ」があまりにも有名ですが、それ以外にも魅力ある作品を発表しているブランドはたくさんありますよ。
 
 
・ホルムガード(1825〜)
デンマーク王室御用達にも選ばれており、世界中の美術館でコレクションされているほど質の高さが評価されている名門グラスウェアブランドです。
美しい曲線が魅力的なデザインの製品が多いのが特徴です。
1950〜60年代のアンティーク商品も人気があります。
 
 
・コスタボダ(1976〜)
スウェーデン王室御用達のグラスウェアメーカーです。
伝統をしっかりと引き継いでいる職人と大胆な革新を繰り広げるアーティストが、深い信頼関係のもとで、2つの世界から次々と新しいデザインを生み出しています。どの作品も魅力的なものばかりです。
 
 
・ローゼンダール(1984〜)
デンマークのデザイナーと共に、機能性とデザイン性を追及しているインテリアプロダクトブランドです。陶器やガラス、ステンレス、木など、様々な素材の持つ質感を活かしたデザインが魅力的です。
 
 
・ノーマンコペンハーゲン(1999〜)
コペンハーゲンに本社のある国際的なデザインブランドです。
常に斬新なデザインでありながら、実用性も兼ね備えていて、たくさんの家庭用品を世界各地で販売しています。
 
 

シンプルモダンなスタイルが人気の北欧雑貨。
お洒落だけど使いやすいデザインが、多くの人に愛されています。

そんな北欧雑貨を作り出している北欧ブランドは、数え切れないほどありますが、日本でも人気のあるブランドをいくつか紹介します。

・ロイヤルコペンハーゲン(1775〜)
北欧といえば、このメーカーを思い出す人も多いのではないでしょうか。
ロイヤルコペンハーゲンブルーと呼ばれる美しいコバルトブルーの絵付けで知られている陶磁器ブランドです。毎年発行されるイヤープレートは人気商品となっています。
デンマーク王室御用達の製陶所として発足して以来、伝統はしっかりと受け継がれ、現在もハンドペイントで描かれていますよ。
 
 
・アラビア(1873〜)
こちらも歴史のある製陶会社です。
ムーミンモチーフがよく知られていますが、それ以外にもたくさんのデザイナーによる素敵な作品を発表しています。こちらのイヤープレートはコペンハーゲンのものより歴史が古く、今もなお多くの人に愛されています。昔の作品は、ヴィンテージ好きの人の間では人気商品となっていますよ。
 

・イッタラ(1881〜)
フィンランドを代表するガラス製品のメーカーです。
自然を大切にすることをモットーに、鉛を一切使わずに作られたガラス製品は、とても美しいものばかりです。
アルヴァ・アアルトや、カイ・フランクなどの著名な北欧デザイナーとたくさんの歴史的な名品を発表してきました。